ニュース等でもうご存知の方も多いと思いますが、
いくつかの大手飲食チェーンが紙ストローを廃止します。(しました。)
鳴り物入りで登場した紙ストロー。
大手飲食チェーンもいち早く導入しました。
ただ...
風味が損なわれる、という声が多く、耐久性も無い為、
注目された時間は短かったと思います。
今日100円均一のお店のストロー売場を見てみました。
カラフルなプラストローが20種ほどの中に、
紙ストローは1種だけ。
売場でも虫の息ですね。
紙ストローはライフサイクル全体で見ると、
温室効果ガスの排出量がプラストローよりも多い、
という研究結果もあり、旗色は悪いです。
このまま消えていってしまうのでしょうか。
私も色々な文献は読みました。
弊社の扱う商品にも関わりが深いですし、
脱プラ、紙を含む別材質への代替の問題は弊社の様な業種にも大きな影響があります。
どちらかに偏った意見を書くとやや政治色を帯びてきますのでどちらが良い悪いとは書きませんが、
どの文献を読んでも不思議に思うのは、
ポイ捨てされても紙は生分解性があるから大丈夫。
ポイ捨てされても生分解性(海洋生分解性含む)プラなら大丈夫。
という書き方がされていることです。
生分解性を持っていれば海や山、その辺に捨てても大丈夫なの?
んなわけないです。
結局
「ポイ捨てする奴が一番悪い」
こういう奴らに我々の仕事も翻弄されているかと思うと
まったくもって夜しか眠れません。


